ヤング・アシスト いっぽは「群馬県社会的養護自立支援事業」の委託事業所です。児童養護施設や里親家庭を離れ自立する方たちが、社会で孤立し苦しむことなく、一人ひとりが認められ安定した生活が送れるよう、寄り添い支援いたします。
ひとりひとりかけがえのない存在である子どもたち。あらゆる可能性を持っている未来のある子どもたちの中でも「安心して過ごせる場所がない」子どもたちがいます。
虐待を受けているのに言い出せず、そこから逃げられない子どもたちがいます。大人との関係に悩み苦しんでいる子どもたちがいます。
そんな居場所のない子どもたちを保護するために「児童福祉法」が定められていますが、その対象は18歳までの子どもたちに限られています。
里親家庭や児童養護施設等で生活していた子どもたちは18歳からは自立し生きていかなければなりません。しかし、すぐに落ち着いて生活する場所を見つけることは難しく、精神的にも経済的にも自立するためには継続的なサポートが必要です。また、18歳になったからといって傷ついた心が癒されるわけでもなく不安を抱えたままで過ごしている子どもたちがまだまだたくさんいます。
子どもたちの傷ついた心を癒しつつ、安心して過ごせる場所を一緒に見つけていく、そして未来に希望を抱き、力強い一歩を踏み出していけるようサポートしていくのが私たちの役割です。
社会へ踏み出す対象者の『一歩』を応援したい。
『一歩』づつ成長する対象者の良き伴走者になりたい。
『少』し『止』まると書く『歩』。時には少し止まって、一緒に考えよう。
という思いを抱き、わたしたちは支援活動を行っております。